夏の食材「葉生姜」食べ方や収穫時期

皆さんは「葉生姜」を食べられた経験はあるでしょうか。
さわやかな風味が特徴で、お酒などとあわせて召し上がるという方もいらっしゃいます。
この葉生姜ですが、収穫時期や食べ方という部分についてはあまり触れられることがないように思います。
そこで今回は、葉生姜に焦点を当てて見ていきましょう。

生姜の収穫時期について

季節から言うと「8月中旬から9月初旬」となっています。
土を抑えて葉生姜をかきとるというのがその収穫方法です。
そうすることによって、残ったところから再び生えてくるのでまたかきとって収穫をします。
とはいえ、実際に体験してみると分かりやすいのですが、種しょうがごと抜けてしまいがちです。
それでも特に問題はありませんので、株の葉生姜ごと全て調理して召し上がっていただくのも良いでしょう。

生姜の食べ方について

次に食べ方についても見ておきましょう。
一般的にはあまり調理を行わないのがこの葉生姜の特徴でもあるのです。

収穫した生姜はよく洗って土を落としましょう。
細かい根っこの部分は綺麗に切り落とします。
皮むきですが、包丁の背部分をつかってかるくこするだけで綺麗にむくことができます。
茎部分を10センチくらいに切り出来上がりです。

味噌などをつけながら召し上がっていただくのが多い方法となっています。

生姜の効能について

先にも触れましたが、収穫時期が8月中旬からということも大きく関係しているのです。
この季節は、夏バテを起こしやすくなっている季節ともいえるでしょう。
生姜のもつ辛味成分「ジングロール」が食欲を刺激し、健康な胃の状態へと導いてくれるのです。
さらには、血流を浴してくれますので疲れを取ったりエアコンなどによって冷えた身体を温めてくれる効果も期待できます。

葉生姜に味噌をつけるのも、同時に大豆の持つレシチンや塩分を補給することによってさらに健康維持に役立つと考えられているのです。
理にかなった摂取方法といえるでしょう。

生姜を夏の疲れに上手に利用したい

このように夏に口に入ることが多い葉生姜。
時期にはスーパーなどにも並んでいるかと思いますので、召し上がったことがないという方は手にとってみてはいかがでしょうか。
食欲減退・疲労蓄積傾向にあるという方にもおすすめです。